天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2015-11-01から1日間の記事一覧

鑑賞の文学―俳句編(42)―

先日発売されたばかりの長谷川櫂『芭蕉の風雅』を読んだ。この本は、芭蕉が語ったという「(俳諧の)言語は、虚に居て実をおこなふべし。実に居て虚にあそぶ事は難し。」の意味を、芭蕉の関係した作品を通して解説する。芭蕉の風雅についての長谷川櫂による…