天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2015-12-30から1日間の記事一覧

歌の原郷(2)

さらに例を三つあげておこう。 うぬ惚(ぼ)るる友に 合(あひ)鎚(づち)うちてゐぬ 施与(ほどこし)をするごとき心に 短歌韻律: うぬ惚るる|友に合鎚|うちてゐぬ| 施与をする|ごとき心に| 啄木流: うぬ惚るる友に■合鎚うちてゐぬ■ 施与をするごとき心に …