天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-01-09から1日間の記事一覧

風ひかる(続)

2008年1月30日に続いて、俳句、短歌の作品をあげる。陽光が次第に強まってくる春の気配を表す表現。風光ると言っても風自身が光るわけでなく、風に吹かれているものが光るのである。 日の春のちまたは風の光り哉 暁台 覇王樹の影我が影や風光る 飯田蛇笏 山…