天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-01-14から1日間の記事一覧

船の歌(1/10)

先ず万葉集に詠われた船の歌をとりあげよう。その中で「志賀の辛粼」は、万葉集・柿本人麿の歌以来、歌枕となったが、奈良時代以前から地名として見られ、滋賀郡に属し、唐崎・韓崎・辛前 などとも書かれた。 ささなみの志賀の辛崎幸(さき)くあれど大宮人の…