天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-01-15から1日間の記事一覧

船の歌(2/10)

難波江(なにわえ)は、上代、大阪市の上町台地の西側まで来ていた海域の古い呼び名である。難波潟とも。歌枕になった。港の難波津があり、浅い海だったので航路を示す澪標(みをつくし)が立てられ、あたり一面に葦(あし)が生い茂っていた。 白波のあとな…