天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-04-27から1日間の記事一覧

朝日を詠う(2/4)

あさづくひは、朝方の日で朝日に同じ。朝日子は、朝日に親しみの意を表す接尾語「こ」を付けた言葉。以下の歌には、春、夏、秋それぞれの朝日が入っている。 一首目の為兼の歌は、京極派和歌の独壇場とされる迫真の自然詠の一つで、明暗の対比、光線、そして…