天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-04-29から1日間の記事一覧

朝日を詠う(4/4)

山崎方代は、1972年7月から神奈川県鎌倉市手広の鎌倉飯店店主宅の一角に住んだ。1974年には「めし」15首が『短歌』(1974年(昭和49年)9月)に掲載された。 ゆえしらぬ涙は下る朝の日が茶碗の中のめしを照せる 山崎方代 朝光の差し入る部屋にあらはるるみな…