天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-05-12から1日間の記事一覧

桐の花(続2)

キリは鳳凰の止まる木として神聖視され、日本でも平安時代の頃から天皇の衣類の刺繍や染め抜きに用いられた。「菊花紋章」に次ぐ高貴な紋章であった。天下人たる武家が望んだ家紋であり、豊臣秀吉は天皇から「五七桐」を賜った。俳句で、桐の花は夏の季語。 …