天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-06-12から1日間の記事一覧

雨のうた(3)

風雅集は、第17勅撰和歌集で20巻、総歌数2211首からなる。花園院の監修のもと、光厳院が親撰。2人の上皇が深く関わった、二十一代集の中でも特異な和歌集である。風雅集の前が玉葉集。玉葉集も風雅集も共に清新自然な風体を特色とするが、風雅集においてその…