天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-06-16から1日間の記事一覧

雨のうた(6)

以前にも触れたことがあるが、大西民子の作品は実によく短歌の性質に合っているように思う。10年間別居した後に夫と協議離婚したのだが、それも家庭を裏切った夫に非があるのだが、離婚後もなお夫を待ち続ける心情が、どこかに感じられてなんとも切ない。 私…