天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-06-17から1日間の記事一覧

雨のうた(7)

高安国世は、リルケを専門とするドイツ文学者。アララギに入会し土屋文明に師事する。リアリズムに基礎を置きながらも、現実には存在しないものを表現の対象に求めるなど、常に新しい表現を求め続けた。ただし、以下の例歌はごく分り易い。短歌結社「塔」を…