天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-06-22から1日間の記事一覧

雨のうた(11)

高橋順子(文)・佐藤秀明(写真)『雨の名前』という本が手元にある。この本は、日本における雨の名前がいかに多彩かを示している。日常ではあまり聞き慣れない例を次にあげる。但し歌の例はほとんど無い。 梅若の涙雨: 謡曲「隅田川」の主人公梅若丸の忌…