二首目の景式王(かげのりのおおきみ)の生没年は不詳だが、897年には従四位下にあった。「小夜ふけて」の歌は、なんとも勇壮である。「夜が更けて、半ば終りに近づいているあの月を吹き返してくれ、秋の山風よ」という意味。月に帰っていったかぐや姫を想像…
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