天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-07-17から1日間の記事一覧

月のうた(12)

直喩の歌が三首(阿木津、宮本、濱口)、暗喩の歌が二首(清田)。これらの内、阿木津の作品は、わかりにくいのではないか。古代のおとめが仰いだように月のくれないを仰いだというのだが、古代のおとめを我々は知らない。想像を働かせるしかない。清純な鑑…