天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-07-18から1日間の記事一覧

月のうた(13)

今回も比喩の歌が多い。比喩は作者の感性によるから、よく理解できる場合とそうでない場合がある。以下の歌で一見難解に見えて易しいのは、田宮朋子の作品であろう。月の夜に見る柿の裸木の様子を擬人化したのである。作者の思いを込めた作品は、共感するの…