一首目の歌は、浮気心を恨む心情を表現している。「いたみ」は「強いので」の意。主体が男か女かは別として、「思はぬ方にたなびいた煙」は相手の心と解釈される。この歌は「伊勢物語」第一一ニ段にとられていて、そこでは男が女の浮気心を詠ったものとして…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。