天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-09-23から1日間の記事一覧

雲のうた(24)

以下で、萩原千也は空における季節の移り変りに注目した。田村広志の歌では、「千年の楠」がすべてを決めている。 人生のどの辺をうろつきてゐる吾ぞ秋めきし夜半の 浮雲仰ぐ 杜沢光一郎 地の底をながるる水の幽けさを思はせてとほき絹雲光る 杜沢光一郎 雲…