天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-10-08から1日間の記事一覧

白鳥の歌(5/9)

稲葉京子の歌は、母親の感受性・母性を詠んでいて興味深い。大塚陽子の二首は、日本にくる白鳥を強く意識したもの。岩田 正の「白きとり」は、ハクチョウとは限らないだろう。 白鳥をうつくしからぬといふ吾子よわが裡の何を 罰するならむ 稲葉京子 力こめて…