天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-10-16から1日間の記事一覧

定家卿を訪ふ(3/7)

源実朝は和歌を定家に学んだ。定家からは「万葉集」を貰い、万葉調や古今調・新古今調の本歌取りを主とした和歌を作って定家に送って見てもらっていた。その成果が『金槐和歌集』(鎌倉右大臣家集とも)である。 『明月記』は、周知のように、藤原定家が治承…