天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-10-23から1日間の記事一覧

宇宙を詠む(2/5)

岩井謙一の歌は、広島と長崎に落されたふたつの原爆の閃光を詠んでいる。「水ヲ下サイ」から理解できる。この時から現在まで71年が経った。今ふたつの閃光は宇宙の中で71光年のかなたを進んでいる。 宇宙より己れを観よといにしへの釈迦キリストも あはれみ…