天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-10-26から1日間の記事一覧

宇宙を詠む(5/5)

一首目は誰しもが抱く感懐であろう。珍しくない。永井陽子と栗木京子の宇宙は、不思議さ・謎を感じさせる言葉として使われている。それに比して佐藤通雅の歌は理解しがたい。幻想してみせたようだ。 わが佇てるこの一瞬も無に等し宇宙果てなき闇と広ごる 中…