天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-11-04から1日間の記事一覧

わが歌枕―嵯峨

京都市右京区の西部一帯の地(小倉山の東、愛宕山麓の南に囲まれた付近に広がる広い地域の名称)で、「嵯峨野」「嵯峨の山」というかたちでも詠まれた。「性(さが)」と掛詞にすることも多かった。なお奥嵯峨の化野(あだしの)は、東山の鳥辺野と並ぶ風葬の…