天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-11-06から1日間の記事一覧

わが歌枕―小倉山(2/2)

「小倉山」は「小暗い」「鹿」「紅葉」などと組み合わせて詠まれることが多かった。以下の一首目から三首目は、理屈を入れていることがよく分る。 小倉山の麓にも西行は庵をもって住んだらしい。余談になるが、西行は京都、伊勢、高野山、吉野山、讃岐 など…