天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-11-24から1日間の記事一覧

わが歌枕―白河の関

福島県白河市にある陸奥の歌枕。いわき市にある勿来の関とともに平安時代の重要な関所であった。ここを越えると陸奥(みちのく)になるので、様々な感懐が歌に詠まれた。 たよりあらばいかで都へつげやらむ今日白河の関は越えぬと 平兼盛『拾遺集』 都をば霞と…