天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-11-28から1日間の記事一覧

わが歌枕―讃岐(善通寺)

善通寺のすぐ近くに西行が3年間住んでいたところという玉泉院がある。西行が四国を訪れたのは仁安2年(1167年)、50歳の時であった。善通寺では、玉泉院の久松庵と「水茎の岡」といわれる山里に庵をかまえた。西行は弘法大師の跡を慕ってきたのである。 私…