天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2016-12-19から1日間の記事一覧

星のうた(3/12)

以下で最後にあげる歌の作者下河辺長流は、江戸時代前期の歌人・和学者である。木下長嘯子に私淑し、俳諧連歌の祖西山宗因に連歌を学ぶと共に『万葉集』の書写・研究に努めた。星と螢の取合せは、平安朝以来の様式だが、「おちて石ともならぬ間」が新鮮。 ほ…