植物に吹く風を意識した風の名前もある。特に松風や荻吹く風の歌は多い。 *松風 宿にある桜の花は今もかも松風速み地(つち)に 散るらむ 厚見王『万葉集』 さびしさに憂世をかへてしのばずはひとり聞くべき 松の風かは 寂連『千載集』 思ひかねうちぬる宵も…
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