天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-01-23から1日間の記事一覧

時間を詠む(3)

日時計の原理は、地面に垂直に棒を立て、その影が変化する様子(影の長さや角度)で一日の移り変わりを見ることである。 小中英之の歌は、読者に死までどれだけの時間が残されているかを考えさせる。 自動改札通した切符胸元へこのうす青き時間を照らす 尾崎…