天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-02-02から1日間の記事一覧

俳句―取合せ論(1/5)

自然讃美や人情の機微を詠うことは古典和歌の範囲であった。しかし諧謔や笑い、驚き・意外性を表現する場合には、社会規範なり美意識なりの制約から、俳諧歌・俳諧連歌・狂歌 などの分野を設定する成り行きになった。 俳諧から発生した俳句において、自然讃…