天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-02-20から1日間の記事一覧

天空のうた(5)

四首目の歌枕「末の松山」については、過去に何度か言及したが、多賀城駅から歩いて10分ほどのところにある。古くは、古今和歌集の東歌「君をおきてあだし心をわがもたばすゑの松山浪もこえなむ」に出て来るが、その後も「後撰和歌集」 「拾遺和歌集」「金…