天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-04-04から1日間の記事一覧

雪の詩情 (1/2)

体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪 のことかよ 穂村 弘『シンジケート』雪の語源(漢字の意味と日本語の読み)を考えさせられる歌である。現代漢字の「雪」は略字。元の古代漢字は、雨+ 彗で成り立っている。雨は天から水の粒が降っている様子を…