天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-04-14から1日間の記事一覧

花の詩情(3/6)

老と桜 老いて来ると老木の桜の風情に一層心ひかれる。自分の来し方を思い合せることになる。老いてなお花を咲かせる桜の木を見て湧き起るのは、よく長生きして美しい花を咲かせている、自分もあやかりたい、という感情である。ただ稀ではあろうが小林一茶の…