天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-05-10から1日間の記事一覧

観音(2/3)

以下の作品の内、原田、三枝、永井の歌は、観音像を見ながら周囲の状況との関わりを詠んでいる。いずれも清々しい世界が感じられる。対して、辺見、内野の歌は信仰の対象としての観音にすがる気持が現れている。内野の歌は、母が亡くなった時のことと分る。 …