天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-05-22から1日間の記事一覧

現代俳句の笑いー掛詞・枕詞

掛詞は室町時代の俳諧連歌以降、特に江戸時代の貞門俳諧において盛んに使用された。以下に数例をあげる。 手をにぎるこぶしの花のさかりかな 『竹馬狂吟集』(室町時代の俳諧集) 見事やと誰も五体をゆりの花 松永貞徳 印地して人をあやめの節供哉 古仙慶友 …