天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-05-26から1日間の記事一覧

現代俳句の笑いー川崎展宏

川崎展宏は古典的な俳諧(発句)の技法を現代俳句に展開した。自身の人生の終末期も「笑い」の俳句で表現した。失笑、苦笑、泣き笑いが多いようだが。全句集の中の『冬』以後 から例をあげよう。 枯芭蕉厚いおむつをあてようか 表裏洗はれ私の初湯です セー…