天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-06-03から1日間の記事一覧

天空のうた(13)

一首目は、藤原頼通から梅の花を贈って来たのに対する返礼の歌。うれしくて気持が浮ついてきた、と詠む。これに対して頼通は「そらならばたづね来なまし梅の花まだ身にしまぬ匂ひとぞ見る」と返歌した。ちなみに大弐三位の母は紫式部。 いとどしく春のこころ…