天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-06-16から1日間の記事一覧

吾輩には戒名も無い(4/8)

猫をよく詠んだ現代歌人に、小池光がいる。『草の庭』に一五首、『静物』に一三首、『滴滴集』に三八首、『時のめぐりに』に二一首、『山鳩集』に二二首 など。そして愛猫との死別については、「短歌人」二0一四年一一月号「日々鈔(猫の死)」に次の八首が…