□病の歌 咲ききりて五日を保つ薔薇の花わが腹腔の腫物 (しゆもつ) 育つや 『地上』 *薔薇の花を見て作者の腹腔に生育する癌細胞を思ったのだが、 「咲ききりて五日を保つ」という措辞には、癌細胞にもピーク があるのでは、という楽観もあるようだ。 恰も夏…
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