天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-08-13から1日間の記事一覧

海のうた(6)

(2017年5月4日のブログからの続き) 一首目の葛原妙子の歌はどう読めばよいのだろう。彼女の歌は、おおむねこのように破調であることが多い。短歌のリズムに無理に納めようとすると意味が取りにくくなる。言葉の意味の素直な続きに従って切れを入れると良さ…