天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-08-15から1日間の記事一覧

海のうた(8)

海と周辺の情景を見つめていると内省的になりロマンチックにもなる。叙景のうちに自分の感情を入れる短歌にとっては、格好の素材といえる。 我が歩む前も後も孤をつらねあなはろばろし渚白波 葛原 繁 わが影の折れては伸ぶる石段の尽きて海あり職退かむとす …