天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-09-06から1日間の記事一覧

短歌に詠む人名(4/7)

江戸末期に良寛が詠んだ和歌には、良寛自身の名前が詠まれている。『良寛歌集』から。 良寛に辞世あるかと人問はば南無阿彌陀佛といふと答へよ このうちはおくりし人は誰びとぞ松の下いほ橘の巣守 君をわれ僅かの米ですんだらば両くはん坊と人はいふらむ最後…