天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-10-22から1日間の記事一覧

河童と我鬼 (8/10)

□子供を詠んだ俳句 芥川龍之介は、三人の子供を可愛がっていたことがよくわかる。 負うた子のあたま日永に垂れにけり 大正六年 大正六年は結婚前なので、よその子の嘱目詠だろう。 麦ほこりかかる童子の眠りかな 大正十一年 長男比呂志のことであろう。後に…