天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-11-02から1日間の記事一覧

川のうた(9)

初めの三首は、川の流れる場所の状況を詠んでいる。川は密林の中や峡谷をえぐって流れる。人間が関係した場所は、虚しさを覚えさせるようだ。二首目は、二句で切れる。吉川宏志の初めの歌は、隠喩によるものだが、大変分りにくい。どんな喩を使ってもよいが…