天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-12-03から1日間の記事一覧

留魂歌(5/5)

益荒男(ますらを)がたばさむ太刀の鞘鳴りに幾とせ耐へて 今日の初霜 三島由紀夫 昭和四五年一一月二五日、東京市ヶ谷の陸上自衛隊東部本部総監室を訪れ、総監を人質にとってバルコニーで自衛隊員に檄を飛ばした後、切腹した。「楯の会」の森田必勝が介錯して…