村山美恵子は、居間のソファーに横たわって皿のケーキを少しずつ食べている自分を詠んでいるのであろう。富小路禎子の初めの歌は、死体を見ても動揺することなくすべてを悟ったように、その場から去ってゆく人を見た場面か。三首目は、「海山の死霊」が不可…
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