天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2017-12-30から1日間の記事一覧

副詞―個性の発現(5/11)

「冷々」 冷(ひや)々と袖に入る日や秋の山 一茶 冷(ひや)々と日の出(いで)給ふうしろ哉 一茶 八重桜日差が胸にひえびえと 展宏 昭和経し身に冷え冷えと夕桜 展宏 「ひやひや」「ひえびえ」の意味はいずれも、冷たさ・寒さを肌に感じさせる様子であるが、音感…