天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-01-17から1日間の記事一覧

夢を詠う(8)

覚めて後夢なりけりと思ふにもあふは名残の惜しくやはあらぬ 新古今集・藤原実定 身にそへるその面影も消えななむ夢なりけりと忘るばかりに 新古今集・藤原良経 夢かとよ見しおもかげもちぎりしも忘れずながら現ならねば 新古今集・藤原俊成女 あふとみて事…