天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-01-20から1日間の記事一覧

夢を詠う(10)

夢は恋におもひは国に身は塵にさても二十とせさびしさを云はず 与謝野鉄幹 夢にせめてせめてと思ひその神に小百合の露の歌ささやきぬ 与謝野晶子 ゆくりなく君見しものをわが夢の一つをえらび真夢(まゆめ)と せんや 三ケ島葭子 春の日や絡繹(らくえき)として…