天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-02-05から1日間の記事一覧

山河生動 (2/13)

行過ぎた客観写生への反措定として龍太が用いた手法に、先ず擬人法がある。擬人法は、無生物をあたかも人間の振る舞いのように記述するので、生命感を読者に感じさせ、まさに生動せしめる効果がある。リアリティが出てくる。主観や観念を自然な形で読者に手…