天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2018-02-09から1日間の記事一覧

山河生動 (6/13)

春の谷爪切り過ぎしごとくなり 『山の木』 春の谷を見て爪を切りすぎたような感じだという。春の谷からは、芽吹きの新緑がなだ れ込む底に、川が流れている様子を想像する。一方、爪を切りすぎた時は、背筋が ヒヤっとして危うく感じる。共通するものは、ヒ…